紙ブグロはてな

新しいものについ飛びついてしまった後悔を綴ることになりそうな気がするけれどならないかもしれないブログ。

横向きのギターコードダイアグラムが苦手という話

横向きのコードダイアグラムがちょっと苦手だ。
C7
こういうやつ。日本では一般的なタイプ、なんだけど、自分はどうにもこれが微妙に肌に合わない。読み取れるし、実際使うし、レイアウトの都合に合わせてこの向きのコードダイアグラム を描いたりもするけれど、なんというか……頭の中にあるコードの形と違うような印象があるのだ。

欧米だとしばしば縦向きのコードダイアグラムを見かける。

こっちの方が、自分のしょうには合っている。
実際には物理的に一番下にあるはずの1弦が、横向きのコードダイアグラムでは上にあるのが、なんというか、くすぐったいのである。縦向きのコードダイアグラムだと、その辺の違和感が少なくなる。
初めてギターを教わったときに、大学の先輩が対面で教えてくれたのも影響があると思う。ナットが左、1弦が下に見えているものをお手本として、自分はコードを覚えた。

だから個人的には、逆向きの方が自分の頭の中のコードのカタチと合っているように思う。

自分の頭の中にあるコードの形状のイメージは、こちらの方が近いような気がする。気がする。

なんなら鏡写しの方があっているかもしれない。

実際のところ、向きや方向はこの鏡写しのものが一番正確だと思う。演奏者の視点はネックの後ろ側から向こうを見ているわけで、ネックを透かして見るこの形の方が「現実に即している」と言えなくもない。

なんてことを言っては見たものの、逆向きや裏向きのコードダイアグラムを長く使っているわけではないので、実際にこれを使おうとすると、既存のものと混乱してわけがわからなくなってしまうであろうことは容易に予想がつく。おそらく、縦型のダイアグラムを愛好していくんだろうなあ。

ちなみにこの記事ではコードダイアグラムを全部SVGで手打ちしてみた。画像にするより圧倒的に消費データ量が少ない。でもちと面倒臭い。