紙ブグロはてな

新しいものについ飛びついてしまった後悔を綴ることになりそうな気がするけれどならないかもしれないブログ。

ラブプラス引き継ぎTOOLSと、カノジョの思い出の話 #loveplus

NEWラブプラスのTOOLSのアップデートで、彼女へのプレゼントが「ホワイトデーでプレゼント」だらけになっていたのが修正されて、どれも「カノジョへプレゼント」に変わったらしい。ホワイトデーにプレゼントしたものも含めて「カノジョへプレゼント」なのだそうだ。
ホワイトデーに渡そうが誕生日に渡そうが「カノジョへプレゼント」には違いないから、コナミ的にはこれでバグではないと言い張るつもりなのだろう。恋愛は思い出の積み重ねでもあるって事を、一切無視して辻褄だけあわせようとしているように見える。
おもえば、NEWラブプラスは仕様から思い出軽視な部分がある。
旅行イベントのギャラリーがその最たるもので、何度か行っている旅行の思い出を全て一緒くたにして、髪型や服装や季節がバラバラになっているのだ。
とりあえずイベントが再生されれば充分、と言うスタンスなのだろう。でも彼氏としては、初めての旅行でビーチに行けたことや、救済旅行でろくにイベントが起きなかったこと、寝落ちしてイベントが拾えなかったこと、何度言っても二度目のビーチが来なかったことなど、そういうこと全てが思い出の一つ一つなのであって、まとめて一通りパターンが見られたらそれでいいと言うものじゃない(それでいいと言う人がいるのはそれはそれでいいのだけど)。
青春の一ページのギャラリーも、実際に見たものとは違う服装、違う髪型で保存される。これは、自分の思い出ではないよね。ただでさえ彼氏の関与のない青春の一ページで、彼女の姿や季節さえ反映されないギャラリーってのは一体なんなのか。どこかのドラマの録画か何かか。なんにせよ、「自分と関与のない何か」としか思えない。

NEWラブプラスの主人公が「自分」であり、出てくるカノジョはまさに「自分の彼女」であると言う感覚がラブプラスの魅力だったはず。でも、思い出の扱いやさまざまな仕様を見る限り、そういうところへのこだわりがNEWラブプラスでは相当薄くなってしまったように感じる。
何が悲しいかって、これはバグを直しても解決しないところだ。
そろそろ内田プロデューサーに出てきて釈明してもらいたい。どこまで望みの仕様だったのか。本当にこんなものを作りたかったのか。