紙ブグロはてな

新しいものについ飛びついてしまった後悔を綴ることになりそうな気がするけれどならないかもしれないブログ。

我が家のジンギスカンについて

北海道民ジンギスカンは多種多様

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北海道には独自の美味しい料理がたくさんあります。そのなかでも、日常気軽に、屋内でも屋外でも家庭でも楽しまれているものの一つにジンギスカンがあります。我が家でも、年に数回はジンギスカン鍋を引っ張り出し*1、ビールなど飲み交わしながらラム肉と野菜を楽しみます。ただ、このジンギスカン、地域や家庭によってつくり方が結構違っていて、一言でジンギスカンと言っても実際にどんな料理が出てくるかは多種多様。よく知られている有名な違いは、肉に事前にタレを漬け込んでいるかいないかの違い、ラムを使うかマトンを使うかの違いなどがあります。
そこで、うちの家庭におけるジンギスカンの作り方を紹介してみようかなあと思いました。

*1:家庭にジンギスカン鍋を常備しているのは、北海道では珍しくありません。

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SVGのテスト

囲碁棋譜の話

何年も前の初級者だった頃の(今でも初級者だが)置碁の棋譜
SVGファイル形式にしてみたので貼ってみる。うまく貼れているだろうか。

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ロームだとフォントファミリーの指定がうまくいかなかったりなんだか色々難儀して、一応手元の環境だとそれなりに見られるんだけど、状況によっては崩れてるかもしれない。

昔作ったりしたのを思い出しつつ

昔、SGFの棋譜をプリントアウトするためのツールなどを自作したりしていたのだけれど、ソースファイルをなくしたりなんだりしてすっかり忘れていた。最近は画像ファイルも「テキスト」で記述できるので、便利になったものだなあと思う。
昔作ったものをまるまる再現はしないつもりだけれど、棋譜印刷用のツールをまた作ろうかなあ、と思っている。

国会図書館デジタルコレクションダウンローダ

国会図書館デジタルコレクションのダウンローダスクリプトをアップデートしました。
全体的にリライトをした上で、複数の書籍を指定して自動的に連続ダウンロードする機能、及び、PDF形式でのダウンロード機能を追加しました。
デフォルトはPDF形式でのダウンロードになっていますが、より高精細な画像が必要な方は、モード切り替え機能を使ってJPEGでダウンロードするように切り替えることもできます。
また、単語で検索しての書籍ピックアップも可能になったので、書籍の指定がずいぶん楽になりました。
動作確認環境は、Mac OS X El Capitanです。これ以外の環境ではチェックしていません。基本的にシステムに最初からある機能のみを使っているので、最近のシステムならばだいたい問題なく動くのじゃないかな、と思っていますが、もし不具合があれば教えてください。

国会図書館デジタルコレクションダウンロード.zip - Google ドライブ*1

*1:2020年1月16日、サイトのhttps化に対応

国会図書館デジタルコレクションをダウンロードしたい

国立国会図書館デジタルコレクションの書籍データで、ちょっと手元にダウンロードしたいなと思うものがあった(具体的に言うと国立国会図書館デジタルコレクション - 世界遊戯法大全*1この本。リバーシの記述について確認したついでに、いろいろとボードゲームの情報を確認したくなった)。で、できれば自動でダウンロードできないかなあと思ってネットを探してみたら、一応ダウンロードするツールを配布していたりもしたのだけれど、導入に開発環境のインストールが必要だったりして、面倒臭くなってしまった。
そこで、あまり考えずにサンプルコードとかのコピペでもそこそこ動くAppleScriptの力を借りて、適当にダウンロードツールを作ってみた。
近代デジタルコレクションダウンロード.app.zip - Google ドライブ
ダウンロードする部分は基本的に do shell script "curl ……に丸投げ、エラーチェックとかもきちんとしてないし、そもそもダラダラとon run*2の長いみっともないコードなんだけど、まあ自分で使うためのものだしテキトーに。という代物。そんなわけで、他の環境でちゃんと動くかどうかもよくわからない。
なお、保存する画像はデフォルトでは50%リサイズバージョンで保存するような形になっている。スクリプトエディタで開いて、property ZOOM_SIZEを1に設定すると、100%の大きなサイズで保存できる。また、国会図書館デジタルコレクションの仕様の関係で、1枚保存するごとに30秒のインターバルが設定されている。このインターバル設定を小さくすると、エラーになってしまうのでご注意を。

いやあそれにしても、久しぶりにAppleScriptを触ったけど、もうすっかり忘れちゃってて、「あれ、ループ文のcontinueってどうするんだっけ*3」とか、もうググりながらググりながら書いた。だからあちこち危なっかしい。短いコードなのに、何の数字だかわからないようなマジックナンバーがあちこちに……。



追記/1点バグに気づいたので、一応対応して差し替え(ver1.1)。ついでに、永続的識別子を記録するように若干変更した。(2017-02-01)

*1:どうでもいいがことえりは「←」この左向き矢印だけ妙に優先順位が低い気がするんだが。絵文字よりもずっと下に出る事がちょくちょくある。不思議。

*2:いわゆる一つの「main」に相当する部分。

*3:AppleScriptにはcontinueに相当する機能はない。brakeに相当する機能ならあるのだけれど……。

PORTABOOKと一緒に使いたいウェブサービス

 やたら安売りされていたので、ついうっかりポータブックを買ってしまいました。ついうっかり買うというと、ポメラとかもそうでした。小さい機械は好きなのです。で、そのポータブックをどう活用すべきか考えていたのです……。

そもそも、ポータブックってなんの役に立つのか

 基本的に、ポータブックはクラウド特化したポメラとして使いたい。キングジム的には出張対応のポータブルPCという考えで、企画書づくりや出先でのプレゼンテーションにも使えるっていうことを売りにしているようですが、そんなのは別にiPadで十分。きちんとしたキーボードが付いているというこの機種の特徴を考えるならば、テキスト入力こそがポータブックの肝といえます。
 また、ポータブックはストレージの容量が極めて少ないです。ユーザーが自由に使える範囲は狭く、写真や動画を大量に置くには適していません。USBメモリやSDカードでストレージの代替を行うことは可能ですが、それでどこまで利便性が上がるかは疑問があります。その点テキストデータは素晴らしい。どんなにローカルにためてもたかが知れています。ストレージの容量という観点から見ても、ポータブックが活躍できるジャンルはテキスト入力だと言えましょう。

Simplenoteがシンプルでいい

 そこで、最初に候補に挙がるのがSimplenoteです。

simplenote.com

 テキストしかない。ただテキストがある。そういうウェブサービスです。
 ファイル管理は必要なく、フォルダの機能もなく、あるのはタグ付の分類のみ。その代わり、とても軽快で、無料で、広告もありません。同期も早くて、今スマートフォンで更新して、一呼吸すれば、他のパソコンでその更新を確認することができます。変更履歴が残るので、過去のバージョンに遡るのが簡単なのもありがたいところ。
 PC/スマートフォンタブレットなど各種プラットフォームに独自のアプリケーションが提供されていて、そのアプリケーションを最大化してしまえば、もう「テキスト入力以外はなにもない」まさに執筆に集中できる状況にすることができます。もちろん、ウェブアプリの使い勝手も軽快なので、アプリケーションのインストールが面倒くさい、という人でも問題ありません。
 ほか、基本的なMarkdown記法に対応していること、テキストのウェブ公開機能を持つこと、複数の編集者でテキストを共有しコラボレートする機能など、原稿作成するときに欲しい機能が色々と揃っているので、ポータブックを使わない人にもお勧めできるウェブサービスだと思います。

ポメラのカレンダーメモ的にも使える wri.pe

 ポメラで大変魅力的だったカレンダーメモ。構造としてはただの日付つきメモをカレンダーにも表示できるだけ、というシンプルなものだけれど、そのシンプルさ故に日記としても予定表としても活用できる優れものでした。
 もちろんリマインダーとして使いたいとか、繰り返しの予定を入れたいとか、そういう機能を求めると途端に不便になるわけですが、むしろそういう機能がないことが、気軽に使えるポイントともなっていたと思います。
 で、そういうカレンダーメモ的な機能を持ったオンラインメモサービスが、wri.peです。

wri.pe

 このwri.pe、カレンダーメモ機能を抜きにしても、DropboxEvernoteへの連携、Markdownのプレビューつき編集に対応、自動セーブ、無料・広告なし……と至れり尽くせりのメモサービスです。独立したアプリケーションこそありませんが、必要な機能はウェブ上で問題なく使えます。機能としてはSimplenoteと重複するところが多いので、好みに合わせてどちらかを使っていくスタイルになるかなあ、と思います。
 Simplenoteは独自アプリケーションがあり、コラボ機能・ウェブ公開機能をもつのがwri.peに対するアドバンテージ、逆にwri.peはカレンダー機能が自分にとっては魅力です。欲を言えば、アーカイブしたメモもカレンダーに残ってくれるとありがたいのですが……。

プロット作成からTodo管理まで、Workflowyで完結

 ウェブサービスで最近とても気に入っているのが、オンラインアウトライナーのWorkflowyです。で、おそらくこれもポータブック上で普通に使うことができるでしょう。

workflowy.com

 これほどシンプルで、アウトラインの特化したサービスもないのではないかと思います。普通、アウトラインプロセッサというと、目的に応じてアウトラインのファイルを作るものでした。ところがこのWorkflowyにはアカウント一つにつきアウトライン一つしかありません。プロット用のファイルとかToDo用のファイルとか、そういう風に使い分けることができません。
 テキストエディタに例えると、ただ膨大な一枚のテキストファイルだけが存在し、その中にメモもスケジュールも原稿も全て書き込んでいるような状態です。テキストだとこれでは不便になるのですが、Workflowyだとこれが全然不便になりません。どうしてか。アウトラインの構造自体が「ファイル」の機能を代替し「プロジェクト」の構造を再現し、「テキスト」としても活用できるからです。
 一般的なファイル管理も、ほぼ「ツリー構造」にデータがぶら下がっています。それと同様に、アウトラインをファイル代わりに使用することが可能なのです。それを可能にしているのが、「ズーム機能」とトピック一つ一つにユニークなURLが割り振られているというWorkflowyのシステムですが、その辺の詳しい説明はややこしいのでやめます。

 さて、Workflowyは基本無料で、たくさん使おうとすると有料になるビジネスモデルです。無料での制限は幾つかありますが、一番わかりやすいのが、月ごとに作成できるトピック数が制限されることです。通常だと月あたり250トピックまでの制限になっています。
 んで、他ユーザーからの招待からWorkflowyを始めると、紹介した人も紹介された人も、月あたり250トピック増やすことができます。ようするに、トピック制限が普通の無料ユーザーの倍の状態でスタートすることができるわけです。自分も、他の方の紹介リンクを辿ってスタートさせました。

https://workflowy.com/invite/3e0a7a2e.lnx

このリンクが自分の紹介用URLです。ここから登録してくれると嬉しいな……

まとめ

 基本的に、ポータブックはウェブサービスを積極的に活用することで輝く機種だと思います。ローカルのテキスト編集をしたいのならば、ポメラの方が圧倒的に携帯性が高いですし、使い勝手も素晴らしい。
 クラウド特化したポメラとして考えると、あと必要なのは使い勝手の良いインプッドメソッドの採用と、様々な辞書の導入かなと思っています。ひとまず辞書は、ウェブ辞書サービスである程度代替、入力はグーグル日本語入力をインストールしようかなと目論見中。
 ともあれ、実際に届いてみないことには、これが本当に利便性高く使えるものなのかはわかりません。届くのが待ち遠しいなあ。

iOSで日本語入力して思うこと

漢字変換周りの不便さ

ハードウェアキーボードでiOSの日本語入力をしている時、ctrl-jとかctrl-k、ctrl-lなどが全然効かないのが不可解だ。Macことえりならできることが、iOSの日本語入力だとできない。

Appleが標準で用意しているスマートキーボードなどにはファンクションキーがなく、英数変換、カタカナ変換などをする手段がない。もしかしてApple的には変換候補に必要なものは出しているから、そこから選択すれば済むと考えているのかもしれないが、実際は、変換候補で欲しいものが出てこず、痒いところに手が届かない状態になっている。

 

変換候補、記号類は全角しか出てこないのが不便だ

アルファベットだと変換候補に、いわゆる全角・半角の英数がそれぞれ出てくる。なのに、記号の類はそうではない。例えばMarkdownなどでよく使う半角の「#」を出したくて、「#(shift+3)」を押しても、候補として出てくるのは全角の「#」と絵文字の「#️⃣」のみで、半角の「#」が出てこない。そうかと思ってユーザ辞書に、読み「#」で「#」を登録しようとすると「よみには句読点は使用できません」と言われてしまう。ちなみに「シャープ」と入力しても「#」は出てこなくて、「♯」が出てくる。これは正しい、「#」は「シャープ」ではない。だけど「クロスハッチ」と入力したところで「#」が出てくるわけでもないのが、ちょっと不愉快なのである。ちなみに「あんぱさんど」や「あんど」で「&」は出てくるが、「&(shift-7)」では全角の「&」しか候補に出てこない。

頻出する記号類の中では「:」と「*」、「?」「!」「<」「>」などは変換候補に全角・半角両方出てくるが、「@」以下、「#」「$」「%」「^」「&」「+」「=」などは半角の選択肢が出てこない。当然、どれも記号ではユーザ辞書に登録できないので記号の読みで変換して入力することになる。「あっとまーく」「どる」「ぱーせんと」「はっと」「あんぱさんど」「ぷらす」などは標準で読みが設定されているが、「くろすはっち」は登録されていないし、「いこーる」は全角記号しか登録されていない。ちょっと特殊なのが「ー」で、似た形の候補がたくさん出てくるにもかかわらず、変換候補に「全角」などのマーキングもなく、どの変換候補がどの文字なのか、とてもわかりづらい。「まいなす」で「-」や「−」は候補に出てくるが、これも「全角」などのマークなし。「はいふん」は登録なし。

 

ユーザ辞書に記号での登録が可能なら対策は可能なのに

先にも書いたようにユーザ辞書では、記号を読みとして登録することが不可能になっている。実際にキー入力できるのに、読みとして使用できない仕様になっているのは不可解としか言いようがない。

キー入力を受けて変換するシステムなのだから、入力可能な文字が読みに登録できないのはただ不便になるだけだ。

 

入力切替の時にshiftキーが余計な動作をするのが不便

しかたがないので、半角記号の入力のために入力切替操作をするのだが、入力切替の表示が出ている時にshiftキーを押すと、せっかく切り替えたはずの言語がまた別のものに変わってしまう。こちらとしては、半角記号を入力したくて入力切替の操作をしているので、例えば「#」を入力しようとしている時などは、さっとshiftキーを押してしまう。結果として意図しない入力切替が追加で発生して、期待する文字を入力することができなくなってしまう。
Macでの入力切替も似たような仕様になってしまっているが、入力はテンポよく行いたいので、例えば「ctrl-space」で入力切替をさせようとするなら、ctrlキーを押した間のみ入力切替表示を出して、ctrlキーを離したら速やかに入力切替表示を消して欲しい。せめて、アクセシビリティで、入力切替の表示時間を変更できるようにして欲しい。

 

まとめ

Appleは、ユーザ層の厚い日本語市場へのきめ細やかな対応をしてほしい。未だにソフトウエアキーボードでのJISかな入力ができないのは怠慢としか言いようがないし、iPad Proでキーボード分割によるフリック入力を廃したのも日本語使用者のニーズを全く理解していないとしか言いようがない。
ユーザーの声に応えることはイノベーションとは対極にあり、Appleイノベーションを目指すと言う理念は理解するが、それが「できて当然のことができない」ことの言い訳になるとは思わないでほしい。

アイカツ93話の事

アイカツ93話をとても楽しみました。
ただ、セカンドシーズンのエピソードに時折感じる「お話の都合」の茶番臭さが強く感じられて残念に思いました。
なんというか、自然な感じがしないのです。
92話にて、いちごはセイラとならもっと高みを目指せると言いました。具体的には9月までにWMに勝ちたいと言う目標を立てた。それなら、あおいからトゥインクルスターカップの話を聞いた時に、「セイラちゃんと出たい!」と言って当然と思うのです。それなのに、選ばれる人が羨ましいなんて他人事のように言うのは、あまりにいちごちゃんらしくない。
一方で、あおいがトゥインクルスターカップのメンバー選びに悩むかと言うと、悩まない。きいとふたりで、アイカツランキング上位だから当然いちごとセイラがいいよね!みたいな軽いノリ。これじゃあ、織姫学園長があおいに、ティアラ学園長がきいにメンバー選考を託したことにたいする意味合いがぜんぜん感じられない……。とてもちぐはぐ。(あおい・きいがいちごとセイラに密かに工作を計ると言う後半の展開のための下準備なんでしょうが、織姫学園長があおいに「導き手」としての才能を期待しているのはひとつのポイントな訳で、そこはもっと大切に扱って欲しいです)
いちごとセイラがもし組んだとしたら何に気を付けたいか、と問われたとき「もっと同じ考えになって……」と答えますが、この回答がとても空虚なのも気になります。パートナーカップのときから何も成長していないように見えました。
92話の時に、いちごがセイラと組みたいと感じた時、いちごはセイラに、セイラはいちごに、なにかティンと来るものがあったから「組みたい」と思ったんじゃないのでしょうか。それなのに、もし組むとしたらどうしたいかと言う部分が空っぽすぎる。「セイラちゃんとWMを超える」といちごが感じたそのとき、セイラの中にいちごは何を見たのか、セイラはいちごに何を見たのか?93話のエピソードにはそこの二人の変化が欠けています。92話の段階ではあったはずの「組みたい」と互いに思ったふたりの意志が、93話では消えてしまったみたい。

エピソードの中で、成長をわかりやすく表現するために、あえて出来ない事を強調するのは常套手段だと思うのですが、93話に関しては、その手法をとったが為に、キャラクターの造形や、それ以前のエピソードとの整合性が破綻してしまったように感じるのでした。